京畿道孝山(キョンギド ヒョサン)高校の不良ユン・グィナムにいじめられていた
イ・ジンスが自殺を図る。
ジンスの父でありヒョサン高校の科学教師イ・ビョンチャンは息子を強くするために
自らが変化し進化する「ヨナスウイルス」を注入し、
ジンスはヨナスウイルスによってゾンビに変わる。
ビョンチャンはゾンビに変わった息子を治療するためワクチンを作るが、
何の所得もなかった。
その後、科学室に来たキム・ヒョンジュは、ヨナスウイルスを注入した
実験ネズミに噛まれ、
これを見たビョンチャンは急いで科学室に監禁させる。
ゾンビになり自ら脱出したヒョンジュは保健室で安定剤を打たれながら
保健教師を噛んでしまい、
孝山消防署救急チーム長のナム・ソジュによって孝山病院に移送される。
監禁の疑いで逮捕されたビョンチャンは、ソン・ジェイク刑事にヒョンジュの隔離を主張する間、
ヒョンジュは病院の看護婦に噛みつきウイルスをまき散らす。
一方、ヒョンジュに噛まれた保健教師は、孝山高校をゾンビに染め始める。
そこで生き残った2年生の7人は、辛うじて救った携帯電話で112に救助を要請するが、
すでに孝山市内の通信網はすべて切れている状態。
結局、ナム・オンジョとチョンサン一行は、
自らゾンビから生き残るための戦いを始めるが…。
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グィナムが校長を殺す場面をカメラで撮ったチョンサンを追いゾンビに噛まれるが、
人間でもゾンビでもない新しい形に進化し、
ゾンビたちはグィナムだけを避ける無症状感染者に進化する。
このようなグィナムに噛まれたナムラも、優れた感覚と怪力を持った免疫者に変わる。
ゾンビに変わらないことを信じ一緒に同行したナムラは、
最後に結局「お腹すいた」と叫んでからは
友人ではない他の人たちを食べ始め
これを見たオンジョとスヒョクのため離れる。
一方、孝山市を越えて良洞市まで広がってしまったゾンビウイルスにより
都市が麻痺すると戒厳令が下され、
軍はこれを防ぐため、孝山高校を含む4ヵ所にゾンビを誘引し、爆弾を投下する。
残りの一行は学校から脱出するため喧嘩中に一人ずつゾンビに噛まれ、
結局、チョンサンは死なないグィナムを抱き爆発で発生した火炎の中に消える。
オンジョ、スヒョクら残りの一行は特任隊に救助され隔離所に収容され、
ナムラと再び会うために学校の屋上を再び探しながら終わる。
英語タイトル「All of us are Dead」で分かるようにゾンビたちは動くが、
すでに死んでいる状態を意味する。
残忍で刺激的だが、早い展開とアクションでスリルと
楽しさを感じることができる作品だ。