“花が咲けば、月を想い”

歴史上最も強力な禁酒令の時代、密酒飲みを取り締まる原則主義監察のナムヨンと、

酒を醸して人生を変えようとする密酒飲みの女性ロソの禁断の追撃ロマンスだ。

<ユ・スンホ>

ハンサムな外貌と有能さまで備えているが、原則はしっかり守るナムヨン。
朝鮮八道をすべて調べても、これほどの男はいない。足りないものがあるとすれば家門の名望だけ。

荘園級制に司憲府監察なのに、借家で暮らすことになった家主の女性が密酒者だなんて!
そして、その密酒者から酒を買って飲む者が、後日仕えることになる皇太子だなんて!
最も絡んではならない人間たちと絡んだために、ナムヨンの前に敷かれていた花道が泥道となる。

<ヘリ>

10年前に父が突然亡くなっていなかったら、平凡に暮らし、平凡な男の平凡な妻になったのだろうか。
しかしそのような平凡な生活は叶わず、

ロソは自ら生き繋いでいかなければならない生計型の両班だ。
長時間の労働で鍛えられたため、男にも負けないほどの力がある。

兄が負った借金を返すために、少し危険な道を選択することにする。
禁酒令が下された今、米で酒を作れば金になる世の中、酒を作れば百両の借金を返すことができる。


ところが、よりによって裏の部屋に越してきた気難しい入居者が司憲府監察だなんて!

ちょうど100両だけ稼げば終えられることだったが、事は次第に大きくなる。

<ビョン・ウソク>

すらりとした身長にハンサムな顔立ち、華麗な武芸の実力で王位継承第1位の皇太子だ。

しかし外見とは裏腹に、母親についての噂や突然の兄の死によって得た世子の座に、

酒は憂いを忘れさせる薬であり、長い夜を共にしてくれ、

つらい生を慰める唯一の友である。

そのため密酒部屋に出入りするようになり、そこでロソに出会う。

<<見どころポイント>>

『花が咲けば、月を想い』は禁酒令が下された朝鮮時代を背景に、

英祖の入れ墨である李情報の始祖を引用して創作されたドラマだ。

ユ・スンホは立身養命のため漢陽(ハニャン)の道に上がり、

司憲府監察として主席で合格したナムヨン役を演じた。

どんなことがあっても自分の志操だけは守る人物だが、ロソと会い大混乱に陥る。

ロソは両班だが、両親が亡くなった後で百両の借金をし、

その借金を返すために密酒者となり、

監察担当のナムヨンと密酒者ロソが偶然にも同じ屋根の下で生活を始めることになりるという

ギリギリの追撃シーンが見どころポイント!