誰も狙えないその場所に登りつめる 『最愛の敵~王たる宿命~』

生き残るため愛する女を突き放さなければならない王イ·テと、
生き残るため中殿にならなければならないユジョン、
政敵になった彼らが互いの首に刀を向けながら繰り広げられる血色の政治ロマンス。

朝鮮の12代王、イ・テと実質的な権力を持つパク·ゲウォンは、皇太子の廃位を要求し、
イ·テは周辺の顔色を窺い生き残るためにパク·ゲウォンの意に従うしかない。

7年前、イ・テの幼い頃、ユジョンに恋に落ち求婚し、これを父親にも知らせる。

ユジョンの父親も宮殿で働き、かなりの権力を持っていた。
当時、パク·ゲウォンは自分と政治的に対立している家門の女性であるユジョンが
世子嬪に冊封され、自分の地位が危険だと判断する。

そしてユジョンの父親が謀反を犯したと濡れ衣を着せられ、中殿の廃位を主張するが、
ソンジョンはそれだけは阻止したがる。
しかし、周辺の人々は皆パク·ゲウォン側のため、ソンジョンはただの無力な王だった。

結局、中殿は廃費として残らず、
息子のイ·テをパク·ゲウォンから守るために自ら毒薬を飲む。

その上、パク·ゲウォンは世子嬪に冊封されたユジョンの両親を全て処刑させ、
ユジョンまで殺そうとする。
イ·テはユジョンを助けてほしいとソンジョンに話し、結局秘密通路を知らせ、
イ·テがユジョンを救う。

ユジョンの父親はパク·ゲウォンが殺したのだが、ソンジョンが殺したと思っている。

現在ユジョンは商売を始め、竹林県という実質的な首長になり、
そこで得た金と人々で功臣の周辺を探索し
無念に処刑された父親の濡れ衣を晴らそうとしている。

イ·テとユジョンは再び会うことになり、イ·テはまだユジョンを愛している。

王イ·テは生き残るためにユジョンを突き放さなければならないが、
ユジョンは本人が生き残るために中殿になろうとする。
互いに異なる状況で恋慕する間柄だが、
宮殿で敵として会うことになり、今後の展開が期待される。