上から読んでも下から読んでもウ·ヨンウです。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

天才的な頭脳と自閉スペクトラムを同時に持つ
新人弁護士ウ·ヨンウ(パク·ウンビン)の大型法律事務所生存記

自閉スペクトラムという障害と弁護士という似つかない役割を調和させ、
演技力と特有の発音、可愛くて愛らしい行動でシナジー効果を出し、
とても魅力的なウ·ヨンウ(パク·ウンビン)が誕生し、
それぞれの配役を引き受けた俳優らが適切な役割で
相性が良いと多くの人気を集めている。

大半が近づけないほど膨大な量の法文や判例を正確に記憶する記憶力や、
先入観や感情にとらわれない自由な考え方がヨンウの強みだが、
感覚が鋭敏で、たびたび不安に思い行動に移すのがやや苦手だ。
ヨンウは幼い頃から父親が勉強した厚い各種法令を読んで覚えながら成長し、
大人になった今はソウル大学ロースクールを首席卒業、
弁護士試験に合格し大型ローファームである『法務法人ハンバダ』の弁護士になった。

観賞ポイント

POINT1. 面白くて愛らしいキャラクターが見せてくれる克服のドラマ
自閉スペクトラム障害を持つヨンウは、強みと弱点を一身に持つキャラクターだ。
強みは、我々のほとんどが近づけないほどに優れているが、
弱点は我々のほとんどが驚くほどに脆弱だ。
164cmの高いIQ、膨大な量の法文と判例を正確に覚える記憶力、
先入観や感情にとらわれない自由な考え方がヨンウの強みだ。
感覚が鋭敏でたびたび不安になり、体をバランスよく扱うことができず、
ウォーキング、ランニング、靴紐結び、回転ドアの通過などが苦手だ。
ヨンウは極度の強さと極度の弱さを一身に持つ人物であり、
高いIQと低いEQの結合体であり、一般人の大部分より優越であると同時に、
一般人の大部分より劣等な存在だ。
ヨンウは一言で、興味深い。

POINT2.エピソード中心の法廷ドラマ
このドラマはソウル大学ロースクールを首席卒業し弁護士試験に合格したウ·ヨンウが、
大型ローファーム『法務法人ハンバダ』の弁護士になることから始まる。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、
ヨンウとハンバダの弁護士たちが一話につき一つずつの事件を解決する構成だ。
各回興味深い新しい事件が挑戦状を差し出せば、
私たちの主人公がいつものように素敵に問題を解く姿を見る快感、
すなわち「エピソード中心の法廷ドラマ」だけが持てる魅力を披露してくれる。

POINT3.「ウ·ヨンウのような弁護士」を夢見させるドラマ
人々は正直で誠実で正義的で、有能な弁護士を望んでいる。
しかし、現実でそのような弁護士に会うと
いうことはどれほど難しいことだろうか。
ヨンウは頑固なほど誠実で正義だ。
また「法」のことなら誰よりも知っていて、
引き受けた事件に執拗に食い込む情熱がある。
視聴者の口から「私もあんな弁護士に会いたい!」と
いう声が自然に出てくるように、
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は毎回ヨンウが持つ
弁護士としての長所を忠実に表現してくれるだろう。